書籍名:アフターデジタル
オフラインの無い時代に生き残る
著者名(訳者名):藤井保文 尾原和啓
出版社:日経BP
刊行年:2019.3.25
定価:2200円
お気に入り評点(5★):5★

【 本書の要点 】
✅ポイント1
行動変化がタイムリーに捉えられる、データを活用し競争力を生み出す「アフターデジタル」の社会
✅ポイント2
「アフターデジタル」の社会を理解する時に、ズレが起きがちな日本的思考
✅ポイント3
日本に合ったデジタルトランスフォーメーション
【ワードフラッシュ】
顧客接点データ、ビジネスの仕組み、新たなビジネス競争原理、 オンライン、オフライン、主従関係逆転、あらゆる行動のオンラインデータ化 顧客接点データ、企業間の競争原理、エクスペリエンス、接点間を移動、顧客吸着度、接点頻度、行動データ、何のデータも取れない商品、新たな顧客行動の変化 エクスペリエンスの良さに還元するループ、産業構造、メーカー主導、バリューチェーンの上流、顧客接点側 デジタルが浸透、社会システムのアップデート、点、線、面 2025までにDXが進まなければ12兆円におよぶ経済損失が生じる 2018に経産省が発表したDXレポート、次々と生み出されるデータ 社会基盤の再構築、ビジネスモデルもルールも抜本的に変わる エクスペリエンスと行動データのループを回す時代へ ユーザーの趣味嗜好 エクスペリエンスと行動データが競争原理の根幹 オフライン行動の全てがデジタル化、楽しい、便利、使いやすい、体験品質 適したタイミングで適したコミュニケーションでのアプローチ 人間関係、リアルチャネル、密にコミュニケーションを取れる貴重な接点、 体験価値、感情価値 ハイタッチ(個別対応接点)、ロータッチ(同時複数対応接点)、テックタッチ(テクノロジーで量産対応接点) 「人」との接点、マーケッター、顧客と接している従業員、ペインポイント スマホおよびモバイルネットワークの普及、モバイル決済浸透率、 幅広い種類のセンサー、リアルタイムでデジタル化される現実の世界の動作 自動化されたロボット、人工知脳の普及 オンラインとオフラインの境界は曖昧になり融合 エコシステムを作っている 持っているデータをプロダクトとして返す、顧客視点、ユーザー思志向、価値や利便性、インセンティブ ”ユーザーの消費行動や購買データを含めると「どの土地にどのような人たちが住んでいて、どのような生活をしているか」を明らかにできてしまうほどの膨大なデータを持っている” 自分の業界のデーター属性、購買データ、行動データ、ヘルスデータ マイクロビジネス、オペレーションの簡易化、 行動導線、購買行動、リアル行動データ、オフライン的な競争原理のままの戦略や競争、顧客属性の情報、 普段の行動データがつながって初めて意味あるデータ・価値あるデータになる 技術志向のものづくり、デジタルでの接点、顧客志向、親和性 企業側の理屈、顧客の選択の自由度、体験品質、全部可視化、カスタマージャーニー 価値提供、再構築、ビジネスを連結す、単一の事業やチャネル オンラインの方法論 ” 1つ目の観点 デザイン、ビジネス、テクノロジーの全てが融合したのもと捉え、7要素 トレンド、オペレーション、パフォーマンス、データ、機能、競争優位性、世論においてバランスの取れた体験を示す 2つ目の観点 NPS(ネット・プロモーターズ・スコア。顧客満足度のような不満解消ではなく、顧客にプラスの感情、つまりロイヤリティを発生させられているかどうかを測る指標を使い、エコシステムにおけるサスティナビリティを見る ” 顧客を囲い込み、 ”変化する時代に地図は役に立たず、必要なのはコンパス”
